雇入時健康診断・定期健康診断

雇入時健康診断・定期健康診断について

雇入時健康診断・定期健康診断（法定健診）は、労働者の健康を保護し、職場環境の安全性を確保するために、労働安全衛生法に基づき実施が義務付けられています。この健診は、労働者が職場での業務によって健康を損なうことがないようにすることを目的としており、雇用主に対して労働者の健康管理を法的に要求しています。さらに、50人以上の労働者を雇用する場合、その結果を所轄の労働基準監督署に報告する義務があり、これにより労働環境の適正な管理と労働者の健康維持・促進が図られます。
当診療所では、これら法定健診項目に加えて、企業や労働者のニーズに応じた様々な検査オプションを提供しています。

当診療所の雇入時健康診断・
定期健康診断への取り組み

診断結果の報告書は、一人ひとりに寄り添った内容で経年的に比較できます

結果報告書は、過去の健診データと経年的に比較することで、健康の変化を明確に捉えることができます。この比較により、健康管理に関する具体的かつ個別化されたアドバイスを提供することが可能になります。前回や前々回の健診結果との比較分析を基に、健康状態の微妙な変化を捉え、必要な健康面のアドバイスを提供することができます。報告書の内容は、受診者が自身の健康を管理する上での貴重な手がかりとなり、より健康的な生活へと導くための一助となります。

異常発見後の充実した体制を
整えています

異常が判明した受診者様に対して、緊急時や特定の専門性を要する診療が必要となった場合、最適な医療サービスを提供するために、幅広いネットワークを有する提携医療機関をご紹介する事が可能です。
これらの提携医療機関は、高度な医療技術や特殊な治療を必要とする受診者様に対して、質の高い医療サービスを提供することができる施設です。
私たちの目的は、受診者様が必要とする最良の治療を、適切なタイミングで受けられるようにサポートすることにあります。当診療所では受診者様の健康と安心をサポートし、病気の発見から健康維持まで、一貫した医療サービスを提供しています。

雇入時健康診断・定期健康診断の検査項目

労働安全衛生法に準拠した内容です。詳細内容は検査項目表をご確認ください。

雇入時健康診断・定期健康診断の流れ

1. 01

   受付‧問診

   受診票は受付時にお預かりします。

2. 02

   身体検査

   身体検査では、検査項目に照らし合わせて、身長や体重などを測定します。

3. 03

   尿検査

   採取した尿に含まれる尿蛋白や尿糖を測定し、腎臓の病気や糖尿病を明らかにできます。

4. 04

   視力検査

   裸眼もしくはコンタクトレンズ装着時の矯正視力を測定します。
   ※普段は裸眼でも、メガネを併用されている場合はお持ちください。

5. 05

   聴力検査

   低音域（1000ヘルツ）および高音域（4000ヘルツ）の音を流し、音の聞こえ具合を検査します。

6. 06

   血圧検査

   まずは安静時の血圧を測定します。その後は問診により、自覚症状や健康上のお悩み、既往歴などをお聞きします。

7. 07

   採血

   採血により、赤血球・白血球・血小板の量、血糖・脂質代謝・肝機能の状態などを数値化できます。

8. 08

   腹囲‧心電図検査

   腹囲を測定し、メタボリックシンドロームかどうかを検査します。また、心電図検査では、心臓の動きから心臓機能や不整脈の有無などが明らかになります。

9. 09

   胸部X線検査

   胸部X線検査により、肺や心臓の病気の早期発見が期待できます。
   ※洋服にボタンや金具などの装飾がある場合、すべて外した状態での撮影となります。

10. 10

    診察

    健診による所見や受診者様の自覚症状に応じて、今後についてご説明いたします。気になることは遠慮せずに、何でもご相談ください。

注意事項

• 検査当日は食事を摂らないでご来院ください。（アメ・ガムなどを含む）
  ※水分補給は水やお茶など、糖分を含まない飲み物でしたら可能です。
• ピアスやネックレスなどのアクセサリー類の着用はご遠慮ください。
• ワンピースやタイツ・ストッキングなどの、着脱しづらい服装はお控えください。