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ストレスは人生のスパイス!?

大ヶ池診療所 | 健康コラム
ストレスは人生のスパイス⁉
自分流のストレス解消を見つけよう
ストレスを溜め込まないための知識と、今日から使えるセルフケアのヒント。

#ストレス#メンタルヘルス#セルフケア#生活習慣#働く人の健康

「ストレス」と聞くと、なんとなくネガティブなイメージを持つ方が多いかもしれません。でも実は、適度なストレスは人間が生きていくうえで必要不可欠なものです。脳の活性化、集中力・記憶力の向上、そして自己成長を促す原動力にもなります。

問題なのは、ストレスそのものではなく「溜め込むこと」です。厚生労働省の令和4年度調査では、職業生活に強いストレスを感じている労働者の割合は82.2%にのぼります。また令和6年には、勤務問題を原因とする自殺者数が2,146名に達しており、職場のメンタルヘルスは深刻な社会課題となっています。

このコラムでは、自分のストレスサインの見つけ方、タイプ別の対処法、そして心の疲れを溜めないための日常的なセルフケアをご紹介します。

Section 01

働く人のストレス、その原因とは?

職場でのストレスの原因は人によってさまざまですが、調査によると特に多いのは以下のような要因です。

1位仕事の量(36.3%)
2位仕事の失敗・責任の発生(35.9%)
3位仕事の質(27.1%)
4位対人関係・ハラスメント(26.2%)
5位会社の将来性・役割・地位の変化(23.1〜21.9%)

仕事の「量」と「質」の両方が上位を占めているのが特徴的です。また近年は、対人関係のストレス(ハラスメントを含む)も増加傾向にあります。まず「自分が何にストレスを感じているか」を知ることが、対処の第一歩です。

Section 02

あなたのストレスサインは?3つのタイプ

ストレス負荷がかかったとき、人によって現れ方が違います。自分がどのタイプかを知っておくと、早めに対処できます。

🍽️ *体調に… 食欲不振・頭痛タイプ

食欲が落ちる、胃が痛い、頭痛が続く…これは体がストレスのSIGNALを発しているサインです。

💡 おすすめの対処法

「頑張らない」を意識して、まず脱力法を試みましょう。好きな音楽を聴く、ゆっくり入浴するなど、体をほぐすことから始めてください。

🌙 *こころに… 不眠・気分の落ち込みタイプ

眠れない夜が続く、何をしても楽しめない、気分が沈む…こういった状態は「うつ」の初期サインである可能性があります。見過ごさないようにしましょう。

💡 おすすめの対処法

自然の中で目線を上に向け、肩をほぐして息を楽にすることが有効です。にぎやかな場所は避け、静かな環境でリラックスを。自殺予防の観点からも、早めの対処が重要です。

⚠️「死にたい」「眠れない」と感じたら、迷わず心療内科・精神科を受診してください。

*行動に… 怒りっぽい・イライラタイプ

些細なことで怒りが爆発する、イライラが止まらない…これはエネルギーが溢れているサインでもあります。うまく発散させることが大切です。

💡 おすすめの対処法

運動・ストレッチングで体を動かしてエネルギーを発散させるのがおすすめです。一人でも、仲間と一緒でも効果的です。

Section 03

「なんかいつもと違う」見逃せないSOSサイン

自分自身のSOSに気づくのは難しいもの。また、周りの人のサインに気づいてあげることも大切です。以下のような変化が続いていたら、早めの相談・対応を検討してください。

やたらと異動を希望する
仕事にのめりこみ過ぎる、弱音をはかない
机や服装の乱れ
休み明けの遅刻・欠勤が増える
なんでもない話にムキになる
表情が固い、不眠、涙もろい、イライラ
落ち着かない様子、深酒が増える

相談を受けるときに注意したいこと

◎ 個室で、聞き役に徹する
「疲れているようだけど」など、相手に寄り添う言葉をかけることが大切です。

✕ うつの時に「元気を出して」は逆効果
無理に励ますことで、かえって追い詰めてしまう場合があります。まず「聴く」ことを意識しましょう。

Section 04

心の疲れを溜めないために日常のセルフケア

特別なことをしなくても、毎日の小さな積み重ねがストレス耐性を高めます。まず1つか2つから始めてみましょう。

🍚 三度の食事を大切に

バランスの良い食事、特に朝食を欠かさないようにしましょう。ビタミンC・B₁、たんぱく質、カルシウムを意識して摂ることが、ストレスへの抵抗力を高めます。家族や仲間との「団らん」も大切な栄養です。

😴 しっかり眠る

睡眠中はストレス修復ホルモンが分泌されます。寝室の明かりを落とし、就寝前のスマホは控えめに。睡眠の質を上げることが、翌日のストレス耐性を変えます。

🚶 散歩など軽い運動

一人でも、仲間とでも。外に出て体を動かすことは、気分転換と同時に自律神経を整える効果があります。1日15〜20分の散歩でも十分です。

🎵 自分に合ったリラックス法

音楽・自然の中に身を置く・ペットと過ごす…人によって「効く」リラックス法は違います。自分だけの「回復ルーティン」を見つけておくことが大切です。

🗣️ 声を出す・息をほぐす

深呼吸、歌を歌う、声に出して笑う。呼吸と発声は、緊張した心と体をほぐす最もシンプルな方法です。過労・オーバーワークに気づいたら、まず息を整えることから始めましょう。

Section 05

一人で抱え込まないで相談窓口のご案内

「なんだかおかしい」と感じたら、早めに相談することが大切です。一人で抱え込まず、まずは話してみましょう。

📞 厚生労働省「こころの耳」
📱 電話相談
働く人のメンタルヘルス相談窓口(無料)
✉️ メール相談
時間を気にせず、文字で気持ちを整理しながら相談できます
💬 SNS相談
声に出さずに、チャット形式で気軽に相談できます

詳しくは「こころの耳」で検索してください。

ストレスと上手に付き合うために、まず「気づく」こと。

ストレスは誰にでもあるものです。大切なのは「溜め込まないこと」と「早めに対処すること」。「なんだか最近おかしいな」と感じたら、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

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