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健診結果のトリセツ― 内臓脂肪にご用心 ―

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要注意
要注意

要注意
要注意

大ヶ池診療所 | 健康コラム
― 内臓脂肪にご用心 ―
健診結果のトリセツ
健診結果に潜む「突然死」のサインを見逃すな!!
「ちょい悪数値」を放置すると、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まります。

#健康診断#内臓脂肪#動脈硬化#生活習慣病#メタボ対策

「たかが健診、されど健診」。毎年受けているのに結果をちゃんと見ていない…そんな方は多いのではないでしょうか。実は健康診断の結果には、あなたの体内で今何が起きているかが如実に表れています。

「ちょい悪数値」を数年間放置すると▼
心筋梗塞や脳梗塞などで突然死するリスクが上昇します。
健診結果は経年でチェックすることが大切です。

このコラムでは、健診結果の読み方と「レベル別」の危険サイン、血管の状態、そして今すぐできる改善策をわかりやすくご説明します。

Section 01

あなたは今、どのレベル?

健診結果の「基準値オーバー」の項目を確認してみましょう。あなたの体内の状態は次の4段階で進行しています。レベルは突然4になるわけではありません。早い段階で気づくことが重要です。

🟢
LEVEL 1

血管ダメージが潜在的に進行している

🔬 この段階の血管の状態

🩸 血液 スムーズ

内壁はまだきれい ― でも脂肪が忍び寄る ―

🔍 該当する検査項目:
腹囲↑ / BMI↑ / 内臓脂肪↑ / 中性脂肪↑ / HDLコレステロール↓ / 肝機能(AST↑・ALT↑・γ-GTP↑)

🟠
LEVEL 2

血管が傷み始めている

🔬 この段階の血管の状態

🩸 血液 やや狭い

内壁に脂肪(黄色)が沈着し始めている

🔍 該当する検査項目:
血圧↑ / 血糖↑・HbA1c↑ / 尿酸↑ / LDLコレステロール↑

🔴
LEVEL 3

血管に変化が生じる

🔬 この段階の血管の状態

🩸 血流 かなり狭い

プラーク(黄色)が肥大化し血管が狭窄

🔍 該当する検査項目:
腎機能(クレアチニン↑・e-GFR↓・尿蛋白↑)/ 心電図異常 / 眼底検査異常

LEVEL 4

健康障害が生じる

🔬 この段階の血管の状態

⛔ 血流 閉塞・断絶

血栓・閉塞により血流が止まる

⚠️ 該当する疾患:
脳卒中 / 心筋梗塞・狭心症 / 糖尿病合併症

💡 ポイント:レベル1・2の段階で気づき、生活習慣を改善することが「突然死」を防ぐ最大の鍵です。健診結果を「毎年の比較」で見ることが重要です。

Section 02

すべての元凶「内臓脂肪」を知る

「内臓脂肪」(腹囲・BMI)を減らせば、複数の項目を一気に改善できます。内臓脂肪は単なる「太り過ぎ」ではなく、動脈硬化の引き金を引く存在です。

🔗 内臓脂肪 → 動脈硬化の連鎖
内臓脂肪が蓄積する
膨らんだ脂肪細胞から炎症性サイトカインが放出(内臓脂肪の慢性炎症化)
プラークや血栓が形成される
動脈硬化(血管の慢性炎症化)→ 心筋梗塞・脳梗塞へ

📏 腹囲の基準 ― メタボリックシンドロームの候補
👨 男性
85
cm 以上
要注意ライン

👩 女性
90
cm 以上
要注意ライン

内臓脂肪面積100cm²以上に相当。20歳頃の体重から10kg以上増加、または年々増加傾向の方は要注意です。

⚖️ BMIの判定基準
● 低体重
18.5 未満

● 普通体重
18.5 以上 25 未満

▲ 肥満(1度)
25 以上 30 未満

▲ 肥満(2度)
30 以上 35 未満

⚠ 肥満(3度)
35 以上 40 未満

⛔ 肥満(4度)
40 以上

Section 03

内臓脂肪 蓄積の3大原因
🍽️
食べすぎ

糖質・脂質の過剰摂取が内臓脂肪の蓄積に直結します

🛋️
運動不足

消費カロリーが少ない生活が続くと脂肪が蓄積されます

🍺
飲みすぎ

アルコールは中性脂肪を増やし内臓脂肪の温床になります

💡 内臓脂肪を減らせば一気に改善!

腹囲・BMIの改善は、レベル2の血圧・血糖・LDLコレステロールなど複数の項目を連鎖的に改善させる効果があります。まず内臓脂肪に集中することが、最も効率的な健診値改善の近道です。

Section 04

健診結果を受け取ったら今日からできること

健康診断は受けてからがスタートです!食事や運動などを見直し、生活習慣の改善に取り組んでみましょう。

🥗 まず食事から:1日100〜200kcal減らす

1日100〜200kcal程度の摂取カロリーを減らすことで、2か月半〜1か月半で体重1kgの減量が期待できます。大盛りをやめる、間食を1つ減らすなど、無理なく継続できる範囲から始めましょう。

🚶 有酸素運動で脂肪を燃やす

ウォーキング・軽いジョギング・水泳など、有酸素運動は内臓脂肪を直接燃焼させる効果があります。1日30分・週5回を目安に取り入れてみましょう。

💪 効果を上げるなら:有酸素運動+筋トレ

筋肉量UP→基礎代謝UP→内臓脂肪撃退のサイクルをつくれます。スクワット・体幹トレーニングなど、自宅でできる筋トレを有酸素運動と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

📅 健診結果は「経年」で見ることが大切

1回の結果で「基準値内だから安心」と思わずに、昨年と比べて数値が上がっていないかを確認しましょう。緩やかな悪化こそが「突然死」の前兆である場合があります。

健診結果は、あなたの体からの大切なメッセージです。

「ちょっと数値が高いだけだから」と放置せず、生活習慣の改善に取り組んでみましょう。レベル1・2の段階であれば、食事と運動の見直しで十分に改善が期待できます。気になる項目がある方、改善の方法がわからない方は、お気軽にご相談ください。

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