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あなたの眠りは快適ですか? 時間足りてる?

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大ヶ池診療所 | 健康コラム
寝つきは? 目覚めは? 時間は足りてる?
あなたの眠りは快適ですか?
睡眠と生活習慣病の深い関係、今夜から使えるセルフケア
日本人の約半数が6時間未満の睡眠。あなたは大丈夫ですか?

#睡眠#快眠#睡眠不足#生活習慣病#セルフケア

成人の理想的な睡眠時間は

7〜9時間
と言われています

しかし現実はどうでしょうか。日本人の平均睡眠時間は

7時間22分
世界で最も短い睡眠時間(OECD 2021調べ)

「7時間22分なら、それほど悪くないのでは?」と思うかもしれません。しかしここに落とし穴があります。長く眠る人が平均を引き上げているだけで、実態はもっと深刻です。

実は日本人の約半数が…
6時間未満
しか眠れていません

あなた自身の睡眠時間は何時間ですか?毎日の「眠れているつもり」が、実は健康リスクを静かに積み上げているかもしれません。

「眠れていればいい」と思っていませんか?実は睡眠の質・量・タイミングはすべて、あなたの健康に深く関わっています。睡眠不足が続くと、肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病のリスクが高まり、さらには心血管疾患や生命予後の悪化にまでつながります。

このコラムでは、睡眠と生活習慣病の関係、快眠のための生活習慣ポイント、そして今夜から試せるセルフケアをご紹介します。

Section 01

睡眠不足が引き起こす負の連鎖

睡眠不足はただ「眠い」だけではありません。体と生活習慣に悪影響が連鎖的に広がります。

😴 睡眠不足・睡眠障害がスタート

残業や長時間労働が続くと帰宅が遅くなり、夕食の時間も後ろにずれていきます。食後すぐに就寝せざるを得ず、睡眠時間はどんどん削られていきます。

睡眠が足りないと、朝起きられず朝食を抜いてしまいます。朝食を抜くと体内時計がリセットされず、昼夜のリズムがさらに乱れる悪循環に。日中は疲労感が抜けず、仕事や生活のパフォーマンスが低下します。

疲れているので運動する気力もなくなり、身体活動量が減少。食事も手軽なものや外食が増え、栄養バランスが崩れていきます。この状態が続くと体重が増えやすくなります。

運動不足と食事バランスの乱れは肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病を引き起こします。睡眠不足そのものも、血糖値や血圧を上昇させることがわかっています。

生活習慣病が進行すると血管がダメージを受け続け、心筋梗塞・脳卒中などの心血管疾患のリスクが高まります。睡眠時無呼吸症候群を放置すると、さらにリスクが加速します。

さらに睡眠不足は認知症・うつ病のリスクも上昇させることが研究で明らかになっています。睡眠中に脳内の老廃物が除去されるため、慢性的な睡眠不足はその機能を妨げるのです。

💡 大切なポイント:睡眠不足は「眠い」だけの問題ではなく、生活習慣病・心臓病・脳卒中のリスクを高める深刻な健康問題です。

Section 02

快眠のための生活習慣ポイント

良質な睡眠は、1日の時間の流れに合わせた習慣の積み重ねで手に入ります。朝から夜まで、それぞれの時間帯にできることがあります。

☀️
MORNING 朝
朝起きたら太陽の光を浴びる

体内時計がリセットされ、14〜16時間後に自然な眠気が生じます。これが夜のよい眠りへの第一歩。毎朝カーテンを開けるだけでOKです。

🏃
AFTERNOON 昼〜夕方
日中に適度な運動をする

日中の身体活動は夜の眠気を強める効果があります。夕方のウォーキングが特に効果的。ライフスタイルに合わせた運動習慣を。

💤
15時まで 昼寝
昼寝は15時までに15〜20分が目安

短時間の昼寝は疲労回復に有効。ただし15時以降・20分以上は夜の眠りを妨げます。アラームを活用しましょう。

🛁
EVENING 夜(就寝2〜3時間前)
入浴は就寝の2〜3時間前が理想

体温が上がり、その後下がるタイミングで自然な眠気が訪れます。就寝直前の熱い湯船は逆効果になることも。シャワーだけで済まさず湯船につかる習慣を。

📱
NIGHT 就寝前
強い光・スマホ・カフェインを避ける

スマホ・パソコンの光は脳を覚醒させます。夜は暖色系の照明に切り替えを。コーヒー・緑茶・アルコール・喫煙も睡眠の質を下げます。夕食は早めに済ませましょう。

🌙
毎日同じ時刻に
寝る時間と起きる時間をそろえる

体内時計が安定し睡眠の質が向上します。休日の「寝だめ」も体内時計を乱す原因に。起床時間を一定にすることが「社会的時差ボケ」解消の鍵です。

Section 03

今夜からできる快眠セルフケア

寝る前のちょっとしたケアで、睡眠の質は変わります。特に「お休み前3点セット」はすぐに始められるのでおすすめです。

🌙 お勧め「お休み前3点セット」
① 頭蓋骨と首の境目あたりをやさしくほぐす

交感神経のトーンダウンを促します。指の腹でゆっくりと押し揉むように。

② 腰のあたりをほぐす

副交感神経を活性化させ、体をリラックスモードに切り替えます。両手でじんわり温めながら揉むだけでOK。

③ 手足を上にあげてそっと揺する

仰向けに寝て手足を天井に向け、小刻みに揺らすだけ。末梢の血行を促し、全身のリラックスに効果的です。

自分流のナイトルーティンを作ろう

毎晩同じ流れで「眠る準備」をすることで、脳が「もう寝る時間だ」と覚えていきます。入浴・音楽・読書・軽いストレッチなど、自分が心地よいと感じることを組み合わせて「マイルーティン」を作ってみましょう。

Section 04

夜勤・交代勤務の方へ睡眠の質を高めるコツ

夜勤や交代勤務の方は、体内時計が乱れやすく睡眠の確保が難しい環境にあります。以下のコツを参考にしてみてください。

夜勤明けの帰宅時はサングラスで光を避ける
遮光カーテンで部屋を暗くする
室温はやや涼しめ(20度程度)に設定する
夜勤明けの食事は軽めに
カフェインは夜勤前半までにし、後半は水やノンカフェイン飲料に
夜勤中の深夜に仮眠20〜30分を取る

参考:廣瀬正和(2025)「夜勤・交代勤務者の睡眠のコツ」

眠りの質を上げることが、明日の健康をつくります。

「なんとなく眠れている」では不十分かもしれません。寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝スッキリ起きられない、いびきがひどいなど、気になる症状がある方は放置せずにご相談ください。

⚕️ こんな症状は専門医に相談を
寝つけない、眠れない
早く目が覚める
睡眠時無呼吸症候群の疑い(いびき・日中の強い眠気)
放置すると認知症やうつ病のリスクも上昇します

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