Blog

ブログ

頻尿を諦めていませんか?

🚽
💧
🏥
📋
大ヶ池診療所 | 健康コラム
頻尿を諦めていませんか?
「年齢のせい」と諦める前に、原因を知って正しく対処しましょう
泌尿器科または内科への受診で、改善できる可能性があります。

#頻尿#夜間頻尿#過活動膀胱#泌尿器#内科

「トイレが近くて困る」「夜中に何度も目が覚める」——そんな悩みを抱えながら、「年齢のせいだから仕方ない」と諦めていませんか?

頻尿とは「尿が近い・尿の回数が多い」症状のことで、一般的には朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合と定義されています。ただし1日の排尿回数は人によってさまざまで、8回以下でも自分で「多い」と感じる場合は頻尿といえます。

頻尿の原因は一つではありません。このコラムでは、主な原因のタイプ別に解説し、特に悩む方が多い「夜間頻尿」と、原因把握に役立つ「排尿日誌」についてもご紹介します。

Section 01

頻尿の主な原因——あなたはどのタイプ?

頻尿は神経・膀胱・前立腺・感染症・生活習慣など、さまざまな原因で起こります。原因によって対処法がまったく異なるため、まずは自分のタイプを把握することが大切です。

😰
神経性頻尿(ストレス)

若者に多く、検査で異常はありません。ストレスや緊張で膀胱の力が低下し、尿意を感じやすくなります。排尿日誌での把握・生活改善が有効です。

🧓
過活動膀胱(加齢・筋肉疲労)

高齢者に多く見られます。膀胱の神経が過敏になり、少量の尿でも強い尿意を感じます。蓄尿障害のため、夜中に尿意をもよおすことも。薬物療法や骨盤底筋訓練が効果的です。

👨
前立腺肥大症(男性)

50歳以上の男性に多い原因です。肥大した前立腺が尿道を圧迫するため、尿が出にくくなります。膀胱が疲労・神経過敏になり、残尿感を伴うことが特徴です。泌尿器科での治療が必要です。

⚡
尿管結石(急な刺激)

結石が膀胱を刺激することで急に発症します。片側の腰痛・残尿感を伴うことが多く、急性発症が特徴です。早期受診が重要です。

👩
膀胱炎(感染・炎症)

若い女性に多く見られます。排尿時痛・残尿感・血尿が特徴で急に発症します。抗生剤による治療が必要で、繰り返す場合は専門的な検査が必要です。

⚠️
膀胱がん(腫瘍の刺激)

悪性腫瘍が膀胱を刺激することで頻尿が起こります。痛みのない血尿(肉眼的血尿)が特徴です。気になる症状があれば早急に受診してください。

🥤
大量の飲水(水分過多)

水分の摂りすぎが原因の場合、膀胱容量は正常でも排尿回数が増えます。飲水量の見直しで改善することがあります。ただし、糖尿病による口渇・多飲の可能性もあるため、気になる方は受診を。

Section 02

特に困る「夜間頻尿」のお悩み

毎晩何度も目が覚めることは、睡眠や日中の生活にも影響する大きな問題です。夜間頻尿の原因は様々なため、まずは原因を明らかにすることが必要です。

🌙 夜間多尿(夜間に出る尿量が増える)
寝る前の水分過剰摂取
薬剤性
ホルモンバランスの乱れ
高血圧・心不全・腎機能障害など(内科的な病気によるもの)

😴 蓄尿障害・睡眠障害(膀胱にうまく溜められない)
過活動膀胱
前立腺肥大
間質性膀胱炎
骨盤臓器脱

🍺 飲酒は両方に影響するので特に注意!

アルコールは利尿作用により夜間の尿量を増やすとともに、睡眠の質を低下させます。「寝酒」の習慣がある方は、夜間頻尿を悪化させている可能性があります。

💡 睡眠を改善するだけで改善することも

睡眠時無呼吸症候群が原因の夜間頻尿では、睡眠治療を行うことで尿量は変わらなくても目が覚めなくなる可能性があります。「いびきがひどい」「日中に強い眠気がある」方は一度ご相談ください。

Section 03

原因を知るための排尿日誌をつけてみましょう

頻尿の原因を正確に把握するためには、排尿日誌がとても有効です。受診前につけておくと、医師が原因を判断する大きな助けになります。

📋 排尿日誌のつけ方
①期間:朝起きてから翌日の朝まで(1日分)
②記録内容:排尿した時刻と排尿量(メモリ付きコップなどで測定)
③わかること:1回の排尿量(膀胱容量)と排尿回数から頻尿のおおよその原因が判断できます

📊 排尿日誌から何がわかる?
1回の排尿量が少なく、回数が多い
→ 過活動膀胱・膀胱炎・前立腺肥大などの「蓄尿障害」の可能性
1回の排尿量は正常だが、回数が多い(特に夜間)
→ 夜間多尿(水分・薬・内科疾患・睡眠障害)の可能性
日中は正常・夜だけ回数が多い
→ 睡眠の問題(睡眠時無呼吸症候群など)が関係している可能性

💡 受診のポイント:日誌を数日分つけて持参すると、より正確な診断につながります。「何時ごろ・何mL・尿意の強さ」を記録しておくと特に役立ちます。

年齢のせいだからと諦めないでください。

頻尿の原因は多岐にわたりますが、適切な治療や生活習慣の改善によって大幅に改善できるケースも少なくありません。「トイレが近い」「夜中に何度も起きる」「痛みのない血尿がある」などの症状が気になる方は、ぜひ泌尿器科または内科へご相談ください。

⚕️ こんな症状は早めに受診を
*排尿時に痛みや灼熱感がある
*痛みのない血尿(肉眼的血尿)がある
*尿が出にくい・残尿感がある
▶これらは膀胱がん・尿管結石・前立腺疾患のサインである可能性があります

参考:くぼたクリニック HP、日本排尿機能学会 HP

お問い合わせ

健診申し込み

WEB予約

WEB予約については、施設健診のみで受け付けております。

Page Top